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私たち日本社会は急速に高齢化が進んでおり、高齢者の方が快適かつ安全に生活することができる 環境を確保する事が社会的な問題としてクローズアップされており、 福祉住環境コーディネーター検定の資格取得が人気です。 福祉住環境コーディネーターとは、住環境の問題を抱えていることの多い方、特に高齢者に向けて、 身体機能が低下した状況でも、御自身で日々の生活をおくり、自ら人生をエンジョイして頂けるように、 双方の話し合いの中で住環境の整備を提案する専門家です。 福祉住環境コーディネーターは、建築、福祉、医療、保健など非常に幅広い知識が必要とされ、 とてもやりがいのある仕事です。
これからの時代は、福祉住環境コーディネーターに「国際感覚」や「外国語能力」も問われることになります。というのも、日本で生活をする外国人は増加の一途をたどっています。法務省入国管理局が公表した「2003年末現在における外国人登録者統計」によれば、その登録者数は191万5030人で、10年前と比較すると約1,4倍。日本の総人口の1.5%にも登るのです。しかも、一般永住者も急増、彼らは生涯日本で生活をし、老後も送ることになります。そうなってくると、福祉住環境コーディネーターはまさに、国際感覚も必要となり、日本人高齢者に提案するのと同様に、住環境整備についての提案をしていかなくてはならないシーンが増えてくるのです。海外からの人の相談に応じ、その文化的背景や住生活に関する国民性の違いも十分に考慮し、そういった提案ができるかどうか。こういうセンスが問われるようになります。また、場合によっては外国語でコミュニケーションをとることが必要になり、通訳を介して仕事をする、といったことも多くなるでしょう。言葉のとおり「コーディネーター」として、活躍するためにはそれらの力も備えているかどうかが問われる時代がすぐそこにやってきています。
そして、外国人居住者が増加しているということは、労働人口にも大きく影響していると言えます。少子高齢化の中、日本の労働人口減少を食い止めるためにも、外国人労働者の受け入れが議論されることも多くなってきています。それでなくても人材不足に悩む福祉業界では、「積極的に外国人労働者を受け入れるべきだ」という声が高まっています。政府もそういった声を受け、フィリピンやタイから、看護師や、介護福祉士などを条件付きで受け入れようという方針を打ち出していますから、これらがもっと現実化すれば、福祉住環境コーディネーターが住環境整備において、彼ら看護師やケアマネジャーと連携をとり、チームを組んでプロジェクトを進めていく、といったことも増えることでしょう。であれば尚のこと、国内事情だけではなく、海外の住環境事業や福祉制度についても大きな関心を寄せ、常に最新情報をチェックするといった姿勢は必要となります。いつでも、社会事情や、世界情勢によって、福祉住環境コーディネーターに要求される能力や資質も変化しつづけるのだ、という認識を持ち続け、努力する姿勢が重要となります。
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